マンジャロの副作用は?ダイエットを始める前に知っておきたいリスクと注意点

マンジャロの副作用やダイエットのリスクについて調べる40代・50代女性のイメージ。アラフォー・アラフィフが使用前に知っておきたい注意点を紹介するアイキャッチ画像 健康

「マンジャロって、本当に痩せるの?」

SNSやネットで「マンジャロダイエット」という言葉をよく見かけるようになりました。

実は私も気になっていて、「一度やってみたいな」と思っていた一人です。

しかも、成人した子どもたちからも「マンジャロやってみたい」という話が。

そんなときに目にしたのが、GLP-1受容体作動薬などについて、目に関する新しい安全性情報が追加されたというニュースでした。

ダイエットの注射と目の病気。

最初はあまり結びつかなくて、「これ、ちゃんと調べてから考えた方がよさそう」と思ったのが、この記事を書くきっかけです。

マンジャロにはどんな副作用があるのか。ダイエット目的で使う場合、何を知っておいた方がいいのか。

厚生労働省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)の情報を中心に調べてみました。

「マンジャロ、ちょっと気になってる」という方は、始めるかどうかを決める前に一緒に確認してみてください。

※この記事は2026年9月時点の公的情報をもとに作成しています。
医薬品の使用については、医師・薬剤師にご相談ください。


そもそもマンジャロとは?

マンジャロは「チルゼパチド」を有効成分とする注射薬です。

「GLP-1ダイエット」として紹介されることもありますが、正確にはGIPとGLP-1という2つの受容体に作用するGIP/GLP-1受容体作動薬です。

日本で承認されているマンジャロの効能・効果は2型糖尿病です。PMDAの電子添文でも確認できます。

なぜマンジャロがダイエットで注目されているの?

マンジャロは血糖値に応じたインスリン分泌などに作用し、治療中に体重減少がみられることがあります。

SNSなどで「マンジャロで痩せた」という投稿を見たことがある人も多いかもしれません。

ただ、体重減少がみられることと、美容目的のダイエット薬として承認されていることは別です。

厚生労働省も2026年6月、GLP-1受容体作動薬などが美容・痩身目的で使用されている状況を受け、適正使用について注意喚起しています。

マンジャロとゼップバウンド、何が違う?

私も最初は「成分が同じなら、ほぼ同じなのかな?」と思っていました。

マンジャロとゼップバウンドは、どちらも有効成分はチルゼパチドです。

違うのは、日本で承認されている目的。

マンジャロ:2型糖尿病
ゼップバウンド:肥満症

ゼップバウンドも「少し痩せたいから使う」という薬ではなく、対象となる肥満症の条件があります。

成分は同じでも、承認されている目的が違う。ここは最初に知っておきたいポイントです。


マンジャロにはどんな副作用がある?

マンジャロが気になると、やっぱり最初に知りたいのは「どのくらい痩せる?」ですよね。

私もそうです(笑)。

でも、使うかどうか考えるなら、副作用も一緒に見ておきたいところ。

マンジャロでは、吐き気、下痢、便秘、腹痛などの消化器症状がみられることがあります。

また、電子添文には低血糖、急性膵炎など重大な副作用についても記載されています。

副作用の出方には個人差があります。

「○kg痩せた」という情報だけでなく、こうした症状が起こる可能性も含めて考えたいですね。


新たに追加された「目のリスク」って?

今回、私がマンジャロについて調べ直すきっかけになったのが、この情報です。

2026年9月にマンジャロの電子添文が改訂され、非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)についての情報が「その他の注意」に追加されました。

……名前だけ聞いても、何の病気なのかよく分からないですよね。

NAIONは、視神経への血流が不足することで視神経が障害され、突然の視力低下や視野障害などが起こる病気です。

マンジャロを使うと失明するの?

私もニュースを見て、「マンジェロを使うと失明するの?」ここが一番気になりました。

電子添文では、GLP-1受容体作動薬を投与した後にNAIONの発現リスク増加の可能性を示唆する観察研究などが報告されている一方、薬剤との因果関係は明らかではないとされています。

なので、

「マンジャロを使ったら失明する」

と受け取るのは違います。

ただ、視力に関わる話なので、私は知っておいてよかったと思いました。

使用中に急に見えにくくなったり、視野がおかしいと感じたりした場合は、早めに医療機関へ相談してください。


ダイエット目的でマンジャロを使う場合は?

ここは私自身が一番知りたかったところ。

「糖尿病の治療じゃなく、自費でダイエットとして受けたい場合はどうなるの?」

という話です。

マンジャロが日本で承認されているのは2型糖尿病の治療です。

そのため、美容・痩身目的でマンジャロを使用する場合は適応外使用になります。

厚生労働省は、承認された効能・効果や用法・用量以外で使用した場合、その使用方法についての安全性・有効性は確認されていないと注意喚起しています。

「自費診療」と「適応外使用」は別の話

ここ、私も少し混同していました。

自費診療=適応外使用ではないんですね。

「保険が使えるか」と「その薬が何の治療薬として承認されているか」は別です。

マンジャロの場合は、「自費だから」というより、2型糖尿病ではなく美容・痩身目的で使うことが適応外使用になると考えると分かりやすいです。

私が知らなかった「副作用被害救済制度」

調べていて「え、そうなの?」と思ったのがこれでした。

日本には、医薬品を適正に使用したにもかかわらず重い副作用による健康被害が起きた場合、医療費などの給付を行う医薬品副作用被害救済制度があります。

ところが厚生労働省は、美容・痩身・ダイエット目的で適応外使用した場合、重篤な健康被害が起きても救済給付を受けられない可能性が非常に高いと案内しています。

これは、私は全然知りませんでした。

自費でマンジャロを考えている人には、ぜひ知っておいてほしい情報です。


マンジャロは何歳から?若ければ安心?

マンジャロは何歳から使えるのか、ダイエット目的の使用について話し合う親子のイメージ。40代・50代、アラフォー・アラフィフの親世代が子どもと副作用やリスクを確認する様子。

「マンジャロ 何歳から?」と気になっている人もいると思います。

でも、ダイエット目的なら「若いから大丈夫」「○歳になったら使える」と年齢だけで考えるのは難しそうです。

そもそも薬を使った減量が必要なのか。

持病や服用している薬はないか。

今の体重や健康状態はどうなのか。

同じチルゼパチドを使った肥満症治療薬のゼップバウンドも、誰でも「痩せたい」という理由だけで使用する薬ではなく、対象となる肥満症について条件が定められています。


子どもから「マンジャロで痩せたい」と言われたら?

これ、わが家でも他人事ではないんです。

子どもたちももう大人ですが、「マンジャロやってみたい」という話が出ています。

自分も気になっているのに、子どもには「危ないから絶対やめとき!」とは言えません(笑)。

でも、SNSで「○kg痩せた!」という投稿だけを見て決めようとしていたら、

「ちょっと待って。一回ちゃんと調べよ」

とは言うと思います。

まず聞きたいのは、「なんで痩せたいの?」ということ。

そのうえで、

  • 本当に薬を使った減量が必要なのか
  • どこで診てもらうつもりなのか
  • 副作用について説明を受けたか
  • 適応外使用になることを知っているか
  • 何かあったとき相談できるのか

このあたりは子供と一緒に確認したいですね。

厚生労働省も美容医療を受ける前に、リスクや副作用、ほかの選択肢について説明を受けたか、本当に今すぐ必要なのかなどを確認するよう案内しています。

子どもといっても、もう大人。

最後に決めるのは本人です。

でも、「痩せる」という情報だけじゃなく、こういう話も知ってから決めてほしいなと思います。


40代・50代がマンジャロを考えるなら

そして、子どもの心配をしている私自身もマンジャロが気になっています(笑)

40代・50代、アラフォー・アラフィフになると、

「昔と同じようにしているのに痩せにくい……」

と感じること、ありませんか?

そんなときに「注射で痩せた」と聞いたら、そりゃ気になります(笑)。

ただ、この年代になると身体の状態も人それぞれです。

持病があったり、薬を飲んでいたり、健康診断で気になる数値があったり。

もし私が受けるなら、そこまで全部伝えてから相談しようと思っています。

「友達がやってるから私も」ではなく、自分の場合はどうなのかを診てもらう。

40代・50代では、ここを飛ばしたくないですね。


マンジャロを検討するなら「どこで受けるか」も考えたい

最近は、オンライン診療で医療ダイエットを受けられるクリニックもあります。

自宅から診察を受けられるのは便利だし、私も実際に検討するならオンライン診療は候補に入ると思います。

でも今回いろいろ調べて、「一番安いところを探せばいいか」ではないなと思いました。

私なら、こんなところを確認します。

🌸 マンジャロのクリニック選び|確認したい8つのポイント

☑ 医師がきちんと診察してくれる
☑ 持病や服用中の薬を確認してくれる
☑ 副作用やリスクについて説明してくれる
☑ 適応外使用について説明してくれる
☑ 始めた後も経過を診てもらえる
☑ 体調に変化があったとき相談できる
☑ 必要なら対面診療などにつないでもらえる
☑ 費用や継続条件が分かりやすい

オンラインだから危険、対面だから安心、と決めつける話でもないと思います。

私が一番気になるのは、

ちゃんと診てもらえる?
副作用の話までしてくれる?
何かあったとき相談できる?

この3つ。

それを確認したうえで、安心して相談できるクリニックを選びたいです。

それと、SNSやフリマサイトなどで医薬品を個人間売買するのはNG。

厚生労働省も違法であると注意喚起しており、偽造品や品質が劣化した医薬品などのリスクも指摘しています。

マンジャロを使うなら、医師の診察を受けて正規のルートから。

ここは安さより優先したいと思います。


まとめ|私は「ちゃんと診てもらってから」決めたい

マンジャロのクリニック選びで確認したい8つのポイントをまとめたイラスト。40代・50代、アラフォー・アラフィフがダイエット治療を検討する際の診察、副作用の説明、治療後のフォローや相談体制などを紹介。

今回マンジャロについて調べてみて、私は「やめよう」と決めたわけではないです。

まだ気になっています(笑)。

ただ、「痩せるなら、一度やってみようかな」くらいに考えていたのは、ちょっと変わりました。

マンジャロには副作用があり、2026年9月にはNAIONという目の病気についての情報も電子添文に追加されています。

美容・痩身目的で使うなら適応外使用になることや、副作用被害救済制度のことも、今回初めて知りました。

なので私はまだ、やる・やらないは決めていません。

もしやるなら、安さだけで選ばず、まずはちゃんと診てもらえるクリニックで相談してから。

子どもたちが「やりたい」と言ったときも、同じように伝えるつもりです。

ダイエットはしたい。

でも、身体を悪くしてまで痩せたいわけじゃないですからね。

知ったうえで、それでもやりたいと思うのか。

そこから決めても遅くないですね。


この記事について
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の治療や医薬品の使用を推奨するものではありません。掲載内容は2026年9月時点の情報です。治療や医薬品については、ご自身の健康状態を含め医師・薬剤師にご相談ください。

参考情報
PMDA「マンジャロ皮下注」医薬品情報
厚生労働省「GLP-1受容体作動薬等の適正使用について」
厚生労働省「美容医療を受ける前にもう一度」

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