40代・50代って、ただでさえ自分の体調に波を感じることが増えてきてるし、気圧や季節の変わり目でしんどかったり、「今日はちょっと余裕ないな……」という日もある。
こっちも毎日ご機嫌なわけじゃない(笑)。
そんな日に職場へ行ったら、朝から明らかに不機嫌な人がいる。
話しかけても返事が冷たい。
ため息がやたら大きい。
物を置く音までなんか強い。
「今日、機嫌悪そうやな……」
そう思った瞬間から、
「今、話しかけても大丈夫かな」
「これ聞いたら怒るかな」
「私、何かした?」
仕事より、その人の機嫌が気になってくる。
いやいや、こっちもしんどいんですけど(笑)。
最近、こうした不機嫌な態度で周囲にストレスを与えることを「フキハラ」と呼ぶことがあります。
フキハラとは「不機嫌ハラスメント」の略。
今回は、フキハラとはどんなものなのか、職場や家庭でありがちなケース、これってフキハラ?と思ったときのチェックポイント、不機嫌な人に振り回されないための対処法まで調べてみました。
フキハラとは?不機嫌ハラスメントって何?
フキハラとは「不機嫌ハラスメント」の略で、不機嫌な態度によって周囲にプレッシャーやストレスを与えることを指して使われる言葉です。
怒鳴ったり、直接ひどいことを言ったりするとは限りません。
・返事をしない。
・急に態度が冷たくなる。
・大きなため息をつく。
・物を乱暴に扱う。
・周りが話しかけづらくなるほど不機嫌な空気を出し続ける。
こういう態度が続くと、周りもだんだん顔色を見るようになります。
とはいえ、機嫌が悪い=全部フキハラではありません。
体調が悪い日もあるし、仕事で嫌なことがあった日もある。
私たちだってありますよね。
気になるのは、その人の不機嫌によって、
「今日は話しかけない方がいい」、「怒らせないようにしないと」と、周りがいつも行動を変えている状態になっていないか。
その人が不機嫌かどうかより、周囲がどれだけ振り回されているかを見る方が分かりやすい気がします。
これってフキハラ?チェックしたい8つのポイント
「うちの職場のあの人、もしかして……」
そんなときは、普段こんな状態になっていないか思い返してみます。
こんな状態続いていませんか?
- 不機嫌になると返事をしなくなる
- 大きなため息や舌打ちをする
- ドアや物を強く扱う
- 急に冷たい態度になる
- 相手によって露骨に態度を変える
- 周りが機嫌を見て話しかけるタイミングを考えている
- 怒らせないように言いたいことを我慢している
- 家族や同僚が、その人の機嫌に合わせて動いている
もちろん「○個当てはまったからフキハラ」という診断ではありません。
でも、気づけば、みんなで一人の機嫌を管理してる。
こうなっていたら、かなり疲れます。
40代・50代になると、職場では上司と部下の間に入ったり、家では家族のことを考えたり、もともと気をつかう場面も多いのに・・・
そこへさらに他人の機嫌まで追加されたら、それはもう地獄でしかない。
職場のフキハラ、地味に仕事がやりにくい
フキハラで困るのが職場。
嫌だからといって、その場から簡単に離れられません。
上司が朝から不機嫌だったら、「この報告、今じゃない方がいいかな」
同僚の返事が冷たかったら、「私、なんかしたっけ?」
本来なら仕事の内容を考えたいのに、頭の一部がずっと相手の機嫌チェックに使われてしまいます。
必要な確認までしづらくなったら、仕事にも影響しますよね。
厚生労働省が示している職場のパワーハラスメントの典型的な6類型の中に、「フキハラ」という名前そのものはなかったです。
「人間関係からの切り離し」には隔離・仲間外し・無視が挙げられています。
「フキハラという言葉だからパワハラ」と判断するのではなく、実際にどんな言動があったのかを見る必要があるんです。 厚生労働省
「あの人、不機嫌で怖い」だけではなく、
「質問しても何度も返事をしてもらえなかった」
「自分にだけ必要な連絡が来なかった」
など、実際に起きたことを分けて考えた方が分かりやすいです。
家庭のフキハラ|夫や家族の不機嫌に振り回される

フキハラは職場だけの話でもありません。
夫や妻、親など、家族の不機嫌に振り回されることもあります。
何か聞いても、「別に」でも明らかに機嫌が悪い。
かもしだしてるのは“別になんでもない”の雰囲気の空気じゃないし(笑)。
こういうの、ありますよね。
姑の不機嫌にモヤモヤ…私はWordに全部書いてました(笑)
私も昔、姑の機嫌が悪いときに、かなり気をつかっていたことがありました。
何を言っても機嫌が悪そうだと、その場ではこっちも言いたいことを飲み込む。
そして後になって、「なんで私がこんなに気をつかわなあかんの?」って腹が立ってくる(笑)。
アラフォー・アラフィフ世代って、仕事だけじゃなく、夫婦、親、子どもなど人間関係が一方向じゃないんですよね。
家に帰ったら終わり、にならないところがまたしんどい。
姑のことでモヤモヤしていた頃、私はどうしていたかというと、
Wordを開いて、思っていることを思いっきり書いてました。
誰かに見せる文章じゃないので、言葉を選ぶ必要もなし。
「なんでこっちがそこまで気をつかわなあかんねん!」みたいなことも、そのまま書く(笑)。
文章としてきれいにまとめる必要もありません。
腹が立ったことをとにかく書いて、「はい、終わり!」くらいの勢いで閉じる。
これが意外とスッキリしました(笑)
今思えば、頭の中でずっと回っていたものを一回外に出していたんだと思います。
フキハラに振り回されないために|その機嫌、私がなんとかする話?
相手が不機嫌だと、「私、何かしたかな」「機嫌を取った方がいいかな」と、ついこっちが考え始めてしまいます。
でも、そんなときこそ一回、「これ、私がなんとかする話?」と考えてみてもいいと思うんです。
仕事なら、必要なことは普通に伝える。
返事が冷たくても、「今日は機嫌悪いんやな」くらいで一度止める。
何も言われていないのに、
「私の言い方が悪かった?」、「何か気に障ることした?」と、自分のせいだと決めつけなくてもいい。
そういうことをしている人に「こっちがどれだけ気をつかってるか分かってほしい」と思うのって、いちばん無駄なんです。
だって本人、自分が周りを振り回してることに気づいてないんだから(笑)。
私も姑相手にはそれができなくて、あとでWordに思いっきり書いて発散してたわけで。
だからこそ、「相手の機嫌=私の責任」ではない。
この精神は、強く持っておこうと思います(笑)。
職場のフキハラ対処法|実際にあったことを残しておく
職場で不機嫌な態度や無視などが何度も続いているなら、日時や実際にあったことを簡単に残しておいてくださいね。
「○月○日、質問したが返答がなかった」
「必要な連絡が自分にだけ共有されていなかった」
「○○と言われた」
という感じ。
あとで相談するときにも、ただ「あの人、いつも不機嫌なんです」では、なかなか状況が伝わらない。
厚生労働省では、職場でハラスメントの被害に遭った場合、会社の相談窓口などへの相談を案内しています。
私は正直、会社の相談窓口だけを頼りにするのもどうかなと思っています。
実際に私がパワハラを受けたときは、日付や言われたこと、そのときの状況まで全部記録していました。
そして最終的には労災の申請までしました。
それでも、私の場合は労災として認められませんでした。
ここまでやっても通らないんや……と思いましたよ(笑)。
だからといって記録が無駄だったとは思っていません。
会社に相談するにしても、外部へ相談するにしても、あとから記憶だけを頼りに全部説明するのは難しい。
自分の身を守るためにも、「いつ・何があったか」は自分の手元に残しておく。
私はこれは大事だと思っています。
フキハラの対処法|帰ってからも引きずるのが一番もったいない

職場ではなんとかやり過ごした。
仕事も終わった。
家に帰った。
なのに、
「あの言い方なんなん?」
「私が悪かった?」
「明日また機嫌悪かったら嫌やな」
まだ考えてる。
本人もう目の前におらんのに(笑)。
これ、本当にもったいない。
職場で相手の機嫌に時間を使って、家に帰ってからまで自分の時間を持っていかれる。
そんなときは、「なんであの人は機嫌が悪かったんやろ?」を延々と考えるより、
「私は何が嫌だった?」に変えてほしい。
「無視されたのが嫌だった」
「また気をつかったのが疲れた」
「本当は普通に話してほしかった」
昔の私はWordでしたが、今ならスマホのメモでもいい。
誰にも見せないんだから、そのまま書けばいいんです(笑)。
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記録した内容にAIからコメントをもらえる機能も用意されています。
これを見て、「私がWordでやってたこと、もうちょっとちゃんとした形でできるやん(笑)」と思いました。
ただ吐き出すだけでスッキリするなら、それでもいい。
でも、
「自分が何にモヤモヤしているのか分からない」
「書こうとしても何を書いたらいいのか分からない」
という人なら、こういう方法で整理してみるのもありだと思います。
心を整える機能が詰まったアプリ【Awarefy】もちろん、これを使えばフキハラの問題が解決するというものではありません。
私みたいにWordに書いてもいいし、スマホのメモでもいいし、誰かに話した方が楽ならそれでもいい。
大事なのは、相手の不機嫌を家まで持って帰って、何時間も一人で考え続けないことです。
40代・50代、他人の機嫌まで背負ってたらしんどい
フキハラとは、不機嫌な態度によって周囲にプレッシャーやストレスを与える「不機嫌ハラスメント」を指して使われている言葉です。
でも、今日ちょっと口数が少なかった。
ため息をついた。
それだけで、
「フキハラだ!」
と決める話ではないと思います。
見るなら、
その人の不機嫌によって、いつも周りが顔色をうかがっていないか。
そこ。
40代・50代って、こっちだって毎日いろいろあります。
気圧でしんどい日もある。
季節の変わり目で体が重い日もある。
仕事もあるし、家のこともある。
自分のことで精いっぱいの日だって普通にある。
そこへさらに誰かの機嫌まで、「私がどうにかしないと」と背負ってたら、もう無理です。
必要なことは伝える。
困ったら相談する。
どうしても腹が立ったら、私みたいにWordに全部ぶちまけるのもあり(笑)。
そして最後は、「今日も機嫌悪いんやな」で置いてくる。
他人の不機嫌まで、自分の荷物にして家へ持って帰らなくて絶対にいい!
フキハラについてよくある疑問
フキハラはパワハラになる?
「フキハラ」という名称自体は、厚生労働省が示している職場のパワハラ6類型にはありません。
ただし、無視や仲間外しなど、実際の言動によってはパワハラの「人間関係からの切り離し」などに当たる場合があります。個別の状況によって判断は変わります。 厚生労働省
機嫌が悪いだけでもフキハラ?
一時的に機嫌が悪いだけで、すべてフキハラになるわけではありません。
不機嫌な態度が繰り返され、それによって周りがいつも顔色をうかがったり、必要な会話までできなくなったりしていないかを見る方が分かりやすいです。
職場のフキハラは誰に相談すればいい?
社内のハラスメント相談窓口、人事、信頼できる上司などが候補になります。
厚生労働省も、ハラスメントについて会社の相談窓口へ相談するよう案内しています。相談する場合は、いつ・どこで・誰から・どんな言動があったかを整理しておくと状況を伝えやすくなります。


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